毎日寂しさを感じている
社会人になって学生時代の友達と会わなくなった
SNSで充実している知り合いを見ると胸が苦しくなる
友達と遊ぶことがなく、休みも時間を持て余してしまう
このように悩むあなたへ記事を書きました。
孤独は考え方によっては人生を変えるチャンスになります。
この記事では、少しでも孤独を「悪くないな」と思えるように、お手伝いさせて頂きます。
本記事の内容
・「友達がいない」は気にしなくて良い
・孤独を有意義にする3つの考え方
(1)孤独は人生を変えるチャンス
(2)孤独は親友に出会うまでの準備期間
(3)孤独は成功のもと
・孤独を極めて孤高になる
・この記事で触れた”孤独を勧める書籍”をいくつか紹介
この記事を書いている私は、はっきり言って友達はほぼいません。
その代わり、以下のようなことが出来ました。
・20代で本業に邁進し、年収800万円達成
・20代で貯金1,500万円に到達
・20代で不動産月収60万円
・家族との時間を大切にできている
・自己啓発本、ビジネス書、心理学の本を200冊以上読破
そのため、「友達がいない」ことをマイナスに捉えることはありません。
考え方を変えれば気持ちが楽になります。是非記事に目を通して頂ければと思います。
「友達がいない」は気にしなくて良い
あなたは、友達がいないことで自分を責めたり、恥ずかしく感じたりしていないでしょうか。
断言しますが、全くそんな必要はありません。
これには根拠があります。
2019年に全国10~60代の男女を対象として「心を許せる友達はいる」と回答する割合が調査されましたが、実に40.8%が「いない」と回答しています(Sirabeeリサーチより)。
4割もの人々が「心を許せる友達がいない」と回答しているなか、「自分だけ友達がいない」「独りぼっちは恥ずかしい」と思う必要はありません。
では、なぜ友達がいないことにマイナス感情を感じてしまうのか。
大きく分けて以下の2つの要因があります。
(1)自分の能力への疑い
(2)他人からの疎外感
それぞれ説明します。
(1)自分の能力への疑い
友達がいないことに対して、こんな言葉を吐いた経験はありませんか?
自分はコミュニケーション能力がないから仕方ない(コミュ障だから)
陰気な性格だから仕方ない(陰キャだから)
容姿が醜いから仕方ない(ブサイクだから)
1度でも気になり始めてしまうと、どんどんと自分を責めるようになります。多くの人が「心を許せる友達がいない」と考えているにも関わらず。
なお、そもそも内向的な性格(人を好む性格)の方は、のちほど出てきますが、孤独よりも孤高の存在に近いです。なので、全く気にしなくてOKです。
(2)他人からの疎外感
こちらも先ほど同じく、きっと経験があると思います。
自分だけ仲間外れにされている気がする
誰も自分を覚えていないんだ
皆は自分を必要としていない
こちらも1度思い込み始めてしまうと、どんどん他人の目が気になってしまいます。
この(1)(2)が合わさると、
「自分は陰キャだから、仲間外れにされているんだ」などと強い暗示になっていきます。
これが「友達がいない」ことにマイナス感情を抱いてしまう要因です。
「友達がいない」は気にしなくて良い理由
友達がいないことにマイナス感情を抱くにも関わらず、それではなぜ調査では40.8%の人が「心が許せる友達はいない」と回答したのでしょうか。
そのヒントとなる本があります。明治大学教授・斎藤孝さんの著書に「孤独のチカラ」から一節を紹介します。
“現代人は孤独を非常に恐れる。その反動なのか、<友達がいないと不安だ症候群>とでも言いたいほど、人とつるみたがる。
実際、「友達がいない」と言うと、ほとんど人格破綻者のように扱われる世の中である。友達がいない状態があまりに怖いために、本来つき合わなくてもいい相手とずっと付き合ってしまう人は多いのではないか。(p.2)”
つまり、上記の内容と調査結果を踏まえると、
- 友達がいない
- 本来つき合わなくてもいい相手とずっと付き合う
- それは「本当の友だち」ではない
という流れです。
そう考えると、SNSで楽しそうに集まっている知人も、お互いに「本当の友達」とは思っていないかも知れません。
そして、少し厳しい言い方をすれば、社会人になって疎遠になった友達は、あなたのことを「本当の友達」だとは思っていなかった可能性があります。
ここからが重要ですが、「本来つき合わなくてもいい相手」と離れたことで、どんなデメリットがあるか考えてみると、意外と思い浮かびません。
気が合わない友人にわざわざ合わせる必要もなく、浮いた時間を手にすることが出来たと考えればメリットでしかありません。
これは全然勧めているわけではありませんが、それでも寂しさが募り、本当の友達でなくてもいいからつるみたい、と思うのであれば、その浮いた時間を「本来つき合わなくてもいい相手」探しに費やせばいいだけです。
以上から、「友達はいない」は気にする必要がなく、むしろメリットにもなるよ、ということです。特に、社会人のあなたなら自由な時間が出来ることの有用性は良くお分かりかと思います。
孤独を有意義にする3つの考え方
ここからは、独りぼっち、すなわち孤独が有意義になる考え方をお話します。
考え方は以下の3つです。
(1)孤独は人生を変えるチャンス
(2)孤独は親友に出会うまでの準備期間
(3)孤独は成功のもと
それぞれ説明します。
(1)孤独は人生を変えるチャンス
孤独になると主に2つの超絶メリットがあります。
- 自分のやりたいことだけに時間を使える
先ほども書きましたが、「本来つき合わなくてもいい相手」との関わりをやめることは、社会人にとって貴重な自由の時間をつくり出すことに繋がります。
自由時間が増えたらどう思いますか?何をしたいですか?
読んでいなかった本を読みたい
行ってみたかった国に旅行をしたい
将来を見据えて勉強したい、資格を取りたい
婚活パーティーに参加して恋人をつくりたい
何でもいいです。やりたいことをメモ書きしてみてください。
これまで「友達がいないからつまらない」「休みも時間を持て余してしまう」と考えていた自由な時間が、「自分のやりたいことで埋め尽くせる時間だ!」と考え方を変えるだけで輝いて見えませんか?
考えても見てください。例えば、「どうでもいい相手との時間」として休日に接待ゴルフがあったら、「何で給料でないんだよ」と思いませんか?それどころか「貴重な人生の時間を返して欲しい」と思うかも知れません。
つまり、「タイムイズマネー」、「タイムイズライフ」なのです。
私は、生み出されたこの時間を①本業の知識習得、②不動産投資の勉強、③自己啓発本・ビジネス書・心理学の本の多読に費やしました。
その結果、最初に書いたとおり、収入が爆伸びしました。
周りの人が「本来つき合わなくてもいい相手」とつるむ時間に、あなたは圧倒的な成長を遂げているわけです。
- 無駄な出費をしなくてすむ
ここで言う無駄とは、あなたが本来望まない出費という意味です。
人とつるんでいれば、自分が行きたくところへ行き、食べたくないものを食べ、やりたくもないことをやる機会が増えるわけです。
しかし、孤独であれば、その出費を必然的に抑えられ、すべて自分のために使うことが出来ます。
①と②を合わせると、やりたいことに時間もお金も使えることになります。
私は、浮いたお金により①20代のうち貯金1,500万円を築き、②読みたい本を買い漁り、③貯金や知識を使って不動産を購入しました。
このように、孤独の時間があれば人生を大きく変えるチャンスになります。
(2)孤独は親友に出会うまでの準備期間
孤独の超絶メリットに気が付くと、やりたいことをやり、使いたいものに時間やお金を使うようになります。
その自由気ままな姿が真のあなたなのです。
そうすると、つき合う人も自然と選ぶようになってきます。
今までは、寂しくて仕方がなかったはずなのに、人に時間やお金の使い道を決められてしまうことに違和感を覚えるようになります。
そうして出会う人出会う人を見定めていくと、いつしか「この人とは、もっと一緒に過ごしたい」と思える人に出会うことがあります。
自由気ままなあなたが、時間やお金を費やしてでも一緒にいたい相手が「心を許せる友達」になり、いつしか親友になっていきます。
親友について、「友だちをつくるな」(千田琢哉)という本に、次の一節が出てきます。
少し長いですが、紹介します。
“親友はつくるものではなく、“できちゃった”もの
最近は親友がいない人が急増中だ。学生やサラリーマンたちは、普段あれだけウジャウジャ群がっているのに、親友がいない。
(中略)
親友をつくるコツは簡単だ。親友はつくるものではなく、できるものだとまず気づくことだ。意図的につくるのではなく、”できちゃった友だち”こそ、真の友なのだ。
だから親友が欲しければ、自然体のあなたで生きるのが一番の早道だ。
自然体といっても、変化してはいけないとか、挑戦してはいけないということではない。
自然に変化したり挑戦したりしたくなれば、そうするのが自然体のあなただ。(p.14~16)”
私はこの箇所に共感しています。真の自分が分からなくて、自分に合う親友を見つけられるでしょうか?
孤独の時間をとおして、真の自分の姿を見つける。それから、その自分にしっくり来る相手を見つけていく。
つまり、どうでもいい相手にあわせて自分を見失っているうちは、親友には出会えないということ。ですから、孤独の時間を活用することが親友に出会う準備になっているわけです。
(3)孤独は成功のもと
ここまで見てきたとおり、孤独には時間・お金を生み、更には親友と出会えるというメリットがあります。
成功の定義は、人それぞれ違うかも知れません。
しかし、「やりたいことをやり、好きなものを食べ、好きな場所に行き、好きな人と過ごす」ことが出来れば、紛れもなく人生は充実し、成功していると言えるでしょう。
すなわち、孤独の時間を過ごすことが成功に繋がっているというわけです。
孤独を極めて孤高になる
孤独と孤高では、大きく意味が違います。
ざっくり説明すると、
孤独:心の通じあう人などがなく、寂しいこと
孤高:自ら好んで一人になる存在のこと
「友達がいない」ことを悲観していたときは、紛れもなく孤独な状態です。
しかし、孤独の時間を有意義に使い、やりたいことをやり始めると、わざわざ群れる必要性を感じなくなっていきます。
そして、「人に時間を奪われるくらいなら、1人がいい」と考えるようになり、孤高になっていくのです。
先ほど内向的な人は、孤高に近いという話をしました。それは、内向的な人は、一人で黙々と自分の好きなことに打ち込むのが得意だからです。ごく自然と「本来つき合わなくてもいい相手」を明確にし、自分の時間を大切にして生きているのです。
孤高の存在として実業家の堀江貴文さんが挙げられます。その著書「多動力」から一節を紹介します。
“おかしなヤツとは距離を取る
「自分の時間」を生きるためには「付き合わない人」も明確にしよう。
(中略)
僕のメルマガの日記を読んでいる人は、僕が毎日さぞかそ大勢の人と会い、社交的な人間だと思うかも知れない。
だが僕は、自分にとっておもしろい人としか会わない。
つまらない人、ウザい人、そして電話をかけてくるタイプもそうだが、「自分の時間」を平気で奪うような相手とは意識して距離を取る。
(中略)
”1日24時間をできるだけ有効に使うために「やらないこと」を明確にしろと、すでに書いた。しかし、それと同じように「付き合わない人間」を明確にすることも大切だ。
誰とでも無難に付き合い、心にもないお世辞を言ったり、愛想を振りまして生きているうちに人生なんて終わってしまう。
自分がやりたいことを次から次に実現したいならば「自分の時間」を奪う人間と付き合ってはいけない。(p.90~94)”
とにかく孤独の時間を有意義に使い、圧倒的な実力を身につけていく。すると、一人を好む孤高の存在になっても、勝手にその実力を頼って人が近くに寄ってくるようになるでしょう。
そのときも、とにかく自分の時間を大切にする。それが成功者の秘訣です。
孤独を勧める本の紹介
・孤独のチカラ 斎藤孝
・友だちをつくるな 千田琢哉
・多動力 堀江貴文