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【読書で解決】「社会人が向いていない」と思ってしまう3つの要因

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毎日仕事がつらくて仕方がない

朝になって仕事に行くのが憂鬱

このように悩んでいませんか?

実際に同じ悩みを抱え、乗り越えた筆者の「にゅう(@newnew_777)」が、そんなお悩みに応えます!

近頃は「社会人が向いていないければ、すぐにやめていい!」といった風潮が多い気がします。

しかし、悩んでいる側からすれば、収入の不安もあるし、周囲(家族・友人・同僚)の目も気になるし、できることなら仕事を続けたいと思っている方もいるはずです。

そうしたあなたのお役に立ちたいと考えています。

本記事の内容
  1. 「社会人が向いていない」と思ってしまう主な3つの要因
    1. 組織や人間関係に馴染めない
    2. 社会人としてのルールを理解していない
    3. 必要な専門知識が欠けている
  2. 自分を変えることに専念すべし
  3. 読書をすれば最速で自分を変えられる(具体例あり)
本記事の信憑性
  • 私も社会人に向いていないと5年間近く悩んでいた
  • 自己啓発本・ビジネス書・心理学の本を200冊以上読んで自分を変えた
  • 結果的に、年収が社会人1年目300万円→20代のうちに800万円まで伸びた
  • 現在、資格取得に励み、さらなるキャリアアップを模索中(簿記3級は1週間で合格

本記事は、実際に試行錯誤して悩みを乗り越えた経験、身につけた知識をベースにして作成しています。

まず、社会人に多い悩みとして「自分だけが仕事でうまく行っていない」と思い込んでしまうことがあります。

しかし、周りを見渡せば、自分のことを「社会人に向いてない」「仕事が全然できない」と思っている人はいくらでもいます。

この記事を書いている私も、入社1年目~5年目まで、ずっと「今すぐ会社を辞めたい」と考えていました。

原因は厳しすぎる上司に連続に当たったことでした。

当時は、本当に毎朝胃が痛くなるほど辛かったのです。

それでも、すぐに仕事を辞めるという選択はしませんでした。

というよりも、正直に言えば、社会人になりたてで貯金もなく、転職するだけのスキルもなく、周囲の目も気になって、仕方なく仕事を続けざるを得ませんでした。

しかし、そこから踏ん張って続けてみると、上司から認められ、最終的に20代で年収800万円まであがりました。

ですから、「社会人が向いていないから、仕事をやめるしかないかなぁ」と思い込まなくてもOKです。

全員が退職や転職、独立をしていくわけではありません。

本記事が読み終わる頃には、「もう1度、行動してみようかな」と思っていただけると考えています。

にゅう

私は会社を辞めたくても、そんな度胸はなかったです。
でも、結果的に収入も地位も上がったし、頑張って良かったよ!

目次

「社会人が向いていない」と思ってしまう3つの要因

どうしてあなたは「社会人が向いていない」と思っているのでしょうか?

上司に怒られるから?仕事ができないから?

客観的に見れば「大したことのない悩みだね」と言われてしまうようなことでも、実際自分にとっては、大きな問題になっています。

小さな問題すら、大きな問題に見える。

それほど追い込まれています。

そして、追い込まれれば追い込まれるほど、なぜ自分が「社会人が向いていない」と思ったのかすら、分からなくなっていきます。

ここで一度立ち止って、その要因を一緒に考えてみましょう。

主な要因は以下の3点です。

  • 組織や人間関係に馴染めない
  • 社会人としてのルールを理解していない
  • 必要な専門知識が欠けている

順番に見ていきます。

組織や人間関係に馴染めない

「社会人が向いていない」と思ってしまう要因の1つ目です。

仕事に悩む要因として、もっとも多い原因ではないでしょうか。

具体的に見てみましょう。

組織の方針が合わない
  • 顧客を騙してまで売り上げをあげる
  • プライベートを犠牲にして業務を優先させる
  • 組織の成長よりも個人的な成長に興味がある
上司、同僚、顧客との付き合いが上手くいかない
  • 直属の上司がパワハラ気質
  • 顧客がクレーマーで対応に無駄な追われる
  • 同僚が皆ライバルに思えて、仲良くできない

ざっと書いただけでも、上のように馴染めないポイントが列挙できます。

「仕事をすること自体は好きなんだけど、この組織・上司のもとでは働きたくない」と思っているようであれば、組織や人間関係に馴染めていないのかも知れません。

私自身も、本当に「辞めたいな」と思った要因は、組織・人間関係でした。

厳しすぎる上司に当たり、本当に辛かったことを覚えています。

正直、組織や人間関係で悩んでいるときに、いきなり相手を変えていくことは難しいです。

自分の考え方から変えてみると楽になる、と認識できるだけでも、気分が変わってきますよ。

社会人としてのルールが分かっていない

「社会人が向いていない」と思ってしまう要因の2つ目です。

仕事に困ったとき、どう対応したらいいか分からず、嫌になってしまうことも多いです。

また、自分で「こうしたい」と考えを持っていても、周囲の言うことに従ったり、気を遣い過ぎることで行動を起こしづらくなってしまいます。

具体的に見てみましょう。

周囲から仕事が遅いと言われる
  • 仕事の質にこだわるも期限内に成果が出せない
  • 複数の仕事に追われて、何から手を付ければよいか分からない
やりたくもない仕事をやらされる
  • 企画の仕事がしたいのに、雑用ばかり押し付けられる
  • 同僚と比較して、魅力的な仕事を与えられていない
「自分で考えろ」「見て盗め」と言われ、仕事が習得できない
  • 周りが忙しく、分からないことがあっても質問しづらい
  • 複数の仕事に追われて、何から手自分で考えた結果、ミスをして怒られる

日々の仕事のなかで起こりそうな場面を想像しただけでも、これだけあります。

自分なりに仕事を頑張っているのに!」という真面目な性格な人ほど、このポイントで悩みやすいです。

だって、あなたは決して手を抜いているわけではないんです。

それなのに、周囲が認めてくれない、成果が出ない。

つらくない訳がないんです。

その頑張りを活かすためは、少し考え方を変えてみましょう。

社会人として「どのように振る舞い」「どの程度は主張する(もしくは我慢する)か」を知ることが必要がです。

必要な専門知識が欠けている

「社会人が向いていない」と思ってしまう要因の3つ目です。

新入社員の方や部署異動・転職をした場合には、よく起こりうることですね。

具体的に見てみましょう。

上司の指示が理解できない
  • 作業内容の知識がない/業界の一般的知識がない
  • 会社特有のルールに精通していない
会議で何を話しているか分からない
  • 「議事録を書いといて」と言われても書けない
  • 発言を求められても答えられない

単に知識と言っても、業界一般的なものから始まり会社特有の用語などもあります。

知識をつけるには専門書を読む必要があるし、人に教えてもらうことも必要かも知れません。

そのため、0から勉強すると、当然それらの習得には時間が掛かります。

言い換えれば、知識を習得するまでの長い間、ものごとが理解できないのは当たり前なのです。

しかし、ものごとを理解しようと一生懸命に食らいついていくことで、より一層知識が身につきやすくなります。

以上をまとめます。

「社会人が向いていない」と思ってしまうのは、3つの要因によるものです。

  • 組織や人間関係に馴染めない・・・いきなり相手を変えるのは難しい
  • 社会人としてのルールを理解していない・・・社会人の振る舞いを知ることが必要
  • 必要な専門知識が欠けている・・・知識がないうちは、ものごとが理解できなくて当たり前

自分を変えることに専念すべし

「社会人が向いていない」と思う要因を突き止めたあと、いよいよ解決に向けて行動していきます。

解決する方法は、突き詰めれば以下の2点しかありません。

  • 自分の考え方・行動を変える
  • 他人の考え方・行動を変える/考え方・行動を変えてもらう

では、どちらの方が楽でしょうか。

ちょっと考えてみてください。

「上司に毎日叱られるから、叱らないように変わってくれないかなぁ」

「専門知識が分からないから、会議で難しい言葉使わないで欲しいなぁ」

このように考えていても、現実的に願いが叶う可能性は低いと思いませんか?

そうであれば、やはり「自分の考え方・行動を変える」ことの方がずっと楽です。

今、この瞬間に変えようと思えば変えられるのは、自分だけです。

それでは、自分をどのように変えていけば問題は解消できるのでしょうか。

3つの要因をもう少し詳しく見ていくと、方向性が見えてきます。

具体的に見ていきましょう。

自分を変えれば多くが解消する

ここでは、悩んでいる要因を以下の2つに分けています。

  • 自分を変えたら解消できる点
  • 自分を変えても解消できない点

先ほどもお話したように、自分以外のものを変えることは現実的になかなか難しい。

そこで、優先的に「自分を変えたら解消できる点」を見つけていきます

組織や人間関係に悩んでいる方を例にして、方向性を探っていきましょう。

組織の方針が合わない

(1)顧客を騙してまで売り上げをあげる

解消できる:販売トークを工夫したり、騙さなくても売れる技術を身につける

解消できない:全く価値がない商品で騙さないと売れない

(2)プライベートを犠牲にして業務を優先させる

解消できる:スキル・知識を磨くことで業務時間を短縮できる

解消できない:仕事の成果を問わず、残業することが善とされる

上司、同僚、顧客との付き合いが上手くいかない

(1)直属の上司がパワハラ気質

解消できる:期待の裏返しで厳しく指導してもらっていると考える

解消できない:完全に無視される、暴力を振るわれる

(2)顧客がクレーマーで対応に無駄な追われる

解消できる:クレームが出ないように小まめに連絡する

解消できない:意味もなく1日何度も文句を言われる

いかがでしょうか。

漠然と「社会人が向いていない」と考えるだけではなく、そのように考えてしまう要因を考える。

さらに、要因を分析することで「自分を変えることで解消できる」ポイントが見えてきます。

すなわち、悩みは「自分を変えることで解消できる」のだから、「自分を変える」ことに専念すべきなのです。

自分を変えても解消できない点は無視してOK!

一方で、「自分を変えても解消できない点」はどうすれば良いの?と思う方もいるかも知れないです。

しかし、基本的には完全無視でOKです!

あなたが悩む必要は全くないです。あなたのせいではないですから!

例えば、以下の例を見てください。①と②で、あなた自身は何も変わっていません。

  1. 暴力的な上司がいるから「社会人が向いていない」と思ってしまう
  2. 暴力的な上司がいなくなったら「社会人が向いてない」と悩むことがなくなった

すべては暴力的な上司のせいです。その上司がいなくなれば、自然と悩みは解消します。

このことから、「自分を変えても解消できない点」は基本的に無視でOK!

基本的に、としているのは「自分では解消できないけど、仕事をやめたいほど辛い」場合には、対処が必要だからです。

その場合も、何度も言うようにあなたの責任ではありません。

しかし、環境が変われば、仕事を十分にこなせますので、会社に配置転換を相談したり、転職を検討するのもありでしょう。

にゅう

あなたの貴重な人生を「自分を変えても解消できない点」で悩むんで使ってしまっては、非常にもったいないよ!

読書をすれば最速で自分を変えられる

自分を変えれば「社会人が向いてない」と思う要因も解消できる、とお分かりになったかと思います。

では、どのように自分を変えていけ良いのでしょうか。

圧倒的におすすめなのが読書です。

費用が安く、早ければ数分・数時間で気持ちを入れ替え、行動を変えていくことができます。

勘違いとして多いのですが、読書では何も難しい本ばかりを読む必要があるわけではありません。

私も、専門書のように堅い本も読んでいますが、自己啓発本・ビジネス書・心理学の本で200冊以上は読んでいます。

むしろ、さくっと読めて心に刺さる本ほど、繰り返し読みたくなるし、繰り返し読むことで自分を変えていくことができます。

読書を通して、以下のような問題が解決するヒントが得られます。

  1. 自分を変えれば解消できるか判断がつかない
  2. 自分を変えれば解消できると分かっているが、手段が分からない
  3. 自分を変えれば解消できると分かっているが、気持ち切り替えられない

そもそも悩みにおいて、知識で解決できるものを除いては「絶対的な正解」はありません。

自分で考えて、判断していかなければなりません。

そこで、自己啓発本やビジネス書のように簡単に読める本から乱読して、判断となる考え方を学んでいくのです。

1人で悩んでも解決しないときには、思い切って有名な著者や先人を信じてみることも重要です。

それを自身の状況に当てはめて考えてみるのです。

それでは、具体的に見ていきましょう。

読書で悩みを解決するプロセス

先ほどあげた以下の悩みを考えてみます。

やりたくもない仕事をやらされる
  • 企画の仕事がしたいのに、雑用ばかり押し付けられる
  • 同僚と比較して、魅力的な仕事を与えられていない

この悩みをみて「自分の考え方や行動を変えれば解決できるの?」と思われているかも知れません。

そのように思ってしまうのも、当然です。

だからこそ、読書をしていろいろな著者の考え方を取り入れていけばいいのです。

それでは、この悩みを解決するために、『「今いる場所」で最高の成果が上げられる100の言葉』(著者・千田琢哉)を読んでみます。

雑用から卒業したければ、逃げるのではなく極める

未熟者のうちに人の嫌がる雑用などを率先してやっておくと、確実にいいことがある

(中略)

かなり謙虚に振り返ってみても、ごく平均的な同期たちの3倍速、チンタラやっている連中の10倍のスピードで誰よりも美しく仕上げていた。

もちろん半年も待たずして雑用を取り上げられ、「おい、次のプロジェクトに参加してくれないか?」とあちこちから声がかかったものだ。

雑用をチンタラやっていた連中は「まだこんなこともできないのか!」と怒られながら、いつまでも平社員のままだった”

『「今いる場所」で最高の成果が上げられる100の言葉』(p.80~81)

これを自分に落とし込んでみます。

「雑用ばかり押し付けられる」と悩んでいたとします。

悩み:雑用ばかり押し付けられる
新たな考え方
  • 自分を変えれば解消できるか判断がつかない
  • 自分を変えれば解消できると分かっているが、手段が分からない
  • 自分を変えれば解消できると分かっているが、気持ち切り替えられない
  • 行動量を増やせば解決できるかも知れない
  • 雑用から逃げるのではなく、極めてみよう
  • 最終的には、企画のような魅力ある仕事につくために雑用をしてみよう

読書した内容を精査し、1つ1つ当てはめていくと、やるべきこと・気持ちの切り替え方針が明確になってきた気がしないでしょうか。

もう1冊、例を出してみます。『入社1年目の教科書』(著者・岩瀬大輔)です。

原則③ つまらない仕事はない

よく「つまらない仕事」という言い方を耳にします。

僕は、世の中の仕事につまらないものなどないと断言したい。単調な仕事だとしても、面白くする方法はいくらでもあるからです。

(中略)

つまらない仕事の代名詞のように言われるコピー取りを頼まれたら、コピーをしながら資料を全部読んでしまえばいいのです。読んでしまえば、ビッグプロジェクトが動いている様子や、取引先の真の姿など、自分が担当していない案件の情報に触れることができるかもしれません。

(中略)

一見単調な仕事でも、足腰を鍛えるためには欠かせないものだと考えて臨んでください。

見方を変えることによって、あなたが向き合う仕事はまったく違うものとして見えてくるはずです”

『入社1年目の教科書』(p.9~11)

これを自分に落とし込んでみます。

「雑用ばかり押し付けられる」と悩んでいたとします。

悩み:雑用ばかり押し付けられる
新たな考え方
  • 自分を変えれば解消できるか判断がつかない
  • 自分を変えれば解消できると分かっているが、手段が分からない
  • 自分を変えれば解消できると分かっているが、気持ち切り替えられない
  • 「雑用=つまらない」という考えを捨てれば解消できるかもしれない
  • ピー取りの例のように、雑用+αの仕事をこなせばいい
  • 上司の考えや会社全体の動きが分かり、将来企画に活かせると考えよう

こちらも悩みに対して、かなり明確に回答を示してくれています。

各著者によって、文章の書き方や表現の仕方が違ってもいても、自分の悩みを分析していくためには、十分役に立ってくれるはずです。

自己啓発本やビジネス書に対する批判として、「どの本も同じことが書いてある」というのがあります。

しかし、本を出すほど実績を出す人たちが、同じことを言っているのであれば、そのとおりにやれば成果が出せると考えることが出来ないでしょうか

にゅう

著者を信じて、考え方・行動を変えてみる価値はありそうだね!

読んですぐに実践できる簡単な本から、徐々に専門的な知識を習得するような本に切り替えていけば、専門知識の不足も次第にカバーできるようになっていきますよ。

まとめ

この記事では、「社会人が向かいていない」と考えるあなたに向けて、その要因と解決策を書いてきました。

まずは、次の「社会人が向いていない」と思ってしまう主な3つの要因のどれが当てはまるのかを考えます。

  • 組織や人間関係に馴染めない
  • 社会人としてのルールを理解していない
  • 必要な専門知識が欠けている

次に、自分の考えや行動を変えることで解消できるか考えます。

最後に、読書を活用することで、悩みを解決するヒントを探していくことができます。

そのとき、悩み自体が明確でなくとも、読書を通じて「漠然とした不安」が「明確な悩み」として浮かび上がるので、やってみる価値ありです。

以上です。記事が参考になりましたら幸いです。

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